SANOGRAPHIX Blog

京都を拠点に活動する佐野章核 (sanographix) の個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

酒飲んでLTするイベントやった #酒LT

酒LTというイベントを開催した。

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酒LTとは開場即ビール飲み始めるタイプのLT(ライトニングトーク)大会。2015年の春から大LTまつりというイベントを運営しており、その第7回目にあたる。

大LTの感想で「懇親会が面白い」という話題があった。で、関西メンバーから出たアイデア「いっそ最初から酒を飲んではどうか」をもとに企画した。ただし、ただ飲むだけの会にしたくなかったのと、新たな試みだったため、公募せず過去の参加者のみ集めて開催した。

集合即ビール買いに行って、15時から調子よく飲んでいってフロアが暖まったところでLT開始、一通り発表したらピザを取って、そのまま21:30くらいまで飲んでた。結論を言うと酒LTは可能だったし最高だった。飲んだからには変なテンションの発表が行われることを期待していたのだが、思惑通り皆テンションがいい感じに高まっていてよかった。それと、過去のイベントよりも時間配分をあえて雑にしたのだけど、LT話し終えてからそのまま30分くらいディスカッションが自然と始まったりして、新たな流れが生まれたのもおもしろかった。会場を貸してくださったテンクモさん、ありがとうございました。大変良い会場で、有意義に使わせていただきました。

時間といえば、自分の番では勢い余って5分の発表時間をオーバーしちゃって、ついつい喋りすぎた。ちなみに飲んでいないと喋れない話にしようと思って「青春について」というテーマで喋った。

成功してよかったのだけど、これは特別感というか、たまにやるから面白いタイプの催しだと思った。毎回これやるとただ酒飲みたい集まりになりそう。あと、10人以下の少人数開催だったから雰囲気良かったのもあるかもしれない。人数多いと収拾つかなくなりそうな予感はする。

大LTは関東と関西で開催しているのだが、いまのところ会場の都合で関東は20人、関西は10人の規模で開催している。この差だけで、思いがけず両会場の雰囲気の違いが生まれておもしろい。飲み会を想像するとわかりやすいけど、ひとつのテーブルで同じ話ができる人数は10人が限界だと思う。だから、関西会場は懇親会でも基本的に1つの話題を10人で進行する感じで、なんというかファミリー感がある。いっぽう関東会場は、懇親会では基本的に話題は並列で、数名のグループが固まって話す感じになる。発表するときも、10人と20人では、聴衆に向かってスピーチする感がだいぶ違う。一長一短あるのでどっちが良いとかはないけど。

僕はイベント運営の経験が少なくて、その苦手意識も大LTをはじめた理由だった。1年経った今もたいしてうまくないけど、まあこのくらいならなんとかなるかな、と思うようになった。なにより参加者に楽しんでいただけるのは嬉しい。僕も楽しんで参加している。