Grand Theft Auto Vのストーリーモード3周目終わった。1周目はXbox360版、2周目はPS4版で、今回の3周目はPC版でプレイしたかたち。
Grand Theft Auto V(日本語版) [オンラインコード]
- 出版社/メーカー: Rockstar Games
- 発売日: 2015/04/14
- メディア: Software Download
- この商品を含むブログを見る
ぼくは飽きっぽいから、大抵は周回プレイをしない。だから、2周、3周と遊ぶゲームはお気に入りのゲームと断言できる。
GTAVも勿論お気に入りなのだが、好き嫌いを超えて、恐ろしくよくできていることに対して畏敬の念がある。アンチャーテッドなんかも「よくできてる」系のゲームだが、あちらはおもてなしオーラが満々で、過剰な接待を受けている気分になる(それが好きなんだけど)。GTAは一見自由奔放なゲームなようでいて、実は計算された演出がなされているところにしたたかさを感じる。カーチェイスで良いタイミングで死角から一般車が突っ込んできたり、悲しげなシーンではカーラジオからそれっぽい曲がさりげなく流れてきたりする。
それと、UIが素っ気ないのも大変良い。チュートリアルメッセージの現れ方なんか、シリーズ一貫してこういう感じだったと思うけど、AAA級タイトルになってもそれを崩さないところがいい。これくらいのもてなしのされ方、距離感が心地よい。あまりに親切にもてなされても困る。
ストーリーモードの、キャラクター同士のしょうもない掛け合いも魅力のひとつである。だからGTAオンラインはなんか違うなと感じてしまった。
あと、ファストトラベルがないゲームなのに移動が苦じゃない。適当に車で走り回って景色を眺めるだけで楽しい。そのわりに、未だにマップを覚えられないのはなんなのか。そろそろ左下のミニマップを見ずに移動したいと思いつつ、ついに叶わなかった。
PC版はとにかく画面の密度というか情報量が多く、より細かいオブジェクトがくっきり見える。そういうのを眺めつつ、キャラの掛け合いを楽しんでいたらあっという間にエンディングを迎えてしまった。うーんやっぱりよくできている。