マネーフォワードと相性の悪い銀行を渋々使うはめになっている。
家賃振込に必要なため、(全く乗り気はしなかったが)しぶしぶ京都銀行で口座を開設した。まあいつも通りマネーフォワードで管理すればいいかと思っていたのだ。
ところが、京都銀行のインターネットバンキングは、30日おきにパスワードの変更を強制させられ、かつ以前と同じパスワードは設定できない。これがマネーフォワードとすこぶる相性が悪く、連携は断念せざるを得なかった。
だから京都銀行の残高は常に家賃額ギリギリにしておきたいのだが、水道代が毎月変動するため自動振込にすることもできず、明細を見て手動で振り込んでいる。
正直に書いてしまうと、京都銀行のネットバンキングは全体的に体験が悪い。
- パスワード入力のデフォルトがソフトウェアキーボード
- 物理キーボードを使うためには、各フォームそれぞれで2クリック(チェックボックスを解除する手順)を踏まなければならない
- パスワードは10桁まで
- 記号は使えない
- 秘密の質問の答えが全角入力のみ
- ブラウザバックでエラーになり、それを防ぐ仕組み(警告ダイアログが出る等)がない
といった数々の仕様が積み重なって、極めて厳しい体験をつくりだしている。
セキュリティ上の都合で、パスワード強制変更やソフトウェアキーボードといった仕様になっていることは分かる。しかし本当に効果があるなら他のあらゆるサービスのログインがそうなっているはずである。実際はそうなっていないということは、そこまで効果がある仕様なのか疑わしいと考えるのが自然だと思う。