SANOGRAPHIX Blog

京都を拠点に活動する佐野章核 (sanographix) の個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

おひとり様に優しいThe Elder Scrolls Online (ESO)で孤独のタムリエルを満喫する

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みなさまの2019年ゲーム初めはなんでしたか。わたしはThe Elder Scrolls Online (以下ESO)でした。個人的にMMOは長続きしたことがなくて全然期待してなかったものの、意外にも自分の好みにとてもマッチしていた。

一人で遊べる

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一人(とNPC)でイベント見てる様子を貼っときます

これです。ゲームで他人と関わるのが苦手で、オンラインゲームは親しい友人を除いて、なるべくやりたくない。なぜなら飽きやすく、ギルドなんかでちょっとでも貢献を要求されると途端に冷めてしまうのと、そもそも勝負事が苦手で勝つ努力もしたくないから。ゲーマーでありたいくせにゲームの駆け引きやチームプレイに馴染めない。MMORPGとは相性が最悪で、そんなやつを歓迎するギルドは普通ない。

ESOはソロプレイヤーに相当優しく、基本的にクエストは自力で進めることができる。今の調子だとソロでキツくなるのは当分先で、たぶんその頃にはもう飽きてるだろうし、それでいい。なので現状NPC以外の誰とも喋っていない。もし万が一PvPがしたくなったら、PvP専用エリアのシロディールに行けばよい。オブリビオンに出てきたシロディールである。そこ以外ではPK無しなので辻斬りに遭うことはない。

MMOの意味がないのでは……と思われるだろうが、オンラインの旨味はもちろんあって、野良同士でも偶然同じ場所で敵と戦っていれば、全員に経験値やドロップが手に入る。この仕様のため、通りがかりの人が喜んで助けてくれる。

巨大なマップ、気が遠くなる量のクエスト

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受注クエスト多すぎて常にUIがはみ出す寸前の状態

過去作『Skyrim』『Oblivion』などはタムリエル大陸の一部が舞台だった。一方今作のマップは(未実装の地域もまあまああるが)「タムリエルほぼ全土」と言ってよい広さ。また、敵の強さが自キャラのレベルに自動調整されるので、マップにレベル制限がない。どの地域を散策するか、プレイ序盤からまったくの自由。放り出されるともいう。

そして、訪れる場所にはもれなく大量のクエストが待っている。クエスト消化するだけで何百時間かかるかわからない。ちなみに日本語版はDMMがパブリッシャーなんだけど、端役のNPCボイスまで完全に吹き替えられており、莫大なDMMマネーが注がれている気配がある。

思ったよりTESだった

ざっくりした印象は『MMOにしたSkyrim』という理解で、大筋間違ってないと思う。もちろんゲームシステムはMMORPGに最適化されているためSkyrimとまったく異なるが、『The Elder Scrolls』シリーズの神話や土地などの各種設定がESOでも登場するから、シリーズ経験者なら聞き慣れた単語がいくつも登場するだろう。なかには超絶まわりくどい喋り方の神とかもいて「何言ってるのかまるで分からん」となることも前作譲り。このまえはSkyrimに登場したウィンドヘルムを観光して懐かしい気持ちになりました。

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祖先が何を言っているかわからない件

課金圧が弱い

実は正月セールで1,000円ちょっとで手に入れた。月額無料なので、驚くべきコスパで遊べている。課金要素はインベントリ枠拡張などの特典がついた「ESO Plus」があり、本格的に遊ぶなら欲しいところだけど、別になくてもやりくりできる。あとは能力値に関係ない、容姿やペット変更やハウジングくらいかな? 装備は当面ドロップ品で充分だと思う。DLCの追加マップについては、ほかの地域で山のようにクエストが残ってるうちは正直不要だと思う。


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サービス開始から幾度も調整が行われた結果なのか、目立った不満もなくかなり快適に遊べる印象。微妙な点も一応書くと、

  • 定期メンテの時間が北米早朝 = 日本だと夜のいい時間になる
  • 怪しいランチャーのインストールが必要

くらいかな。ライトに付き合う程度ならコアな不満点は見つけづらいだろうし。TES6が出るのもだいぶ先になりそうだし、それまではESOで徘徊することにした。