SANOGRAPHIX Blog

京都を拠点に活動する佐野章核 (sanographix) の個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

7kg制限の機内持ち込みバックパック1つで1週間旅行する荷物戦略

先週6泊8日の旅行から帰ってきた。自分は1週間程度の旅行にスーツケースを使わず、機内持ち込みバックパック1つのみで出かけている。

というわけでこの記事では、1週間の旅行荷物を機内持ち込みバックパック一つ(7kg)に収めるための具体的な戦略を、実際の持ち物リストを掲載しつつまとめる。

LCCの受託手荷物料金を節約したい、ロストバゲージのリスクを避けたい、身軽に移動したいという方の参考になれば幸いである。

なぜ預け荷物なし旅行か

自分もかつては重いスーツケースを引きずっていたが、機内持ち込みバックパック1つで1週間旅行できると知ってからは、その快適さを実感している。

スーツケースを持たないことは多くのメリットがある。

  • 機内持ち込みするので絶対にロストバゲージにならない
  • 手荷物受け取りで待たなくて良いので、到着後すぐ行動を開始できる
  • 石畳や階段など、スーツケースでは移動しづらい地形も平気
  • 両手が空くので移動中のカメラやスマホ操作が楽かつ安全

これは One Bag Travel として知られる旅行スタイルで、r/onebag (Reddit) などのコミュニティで盛んに実践されている。

前提条件の確認

前提となるのが、利用する航空会社の機内持ち込み手荷物制限(サイズと重量)である。特に重さが難関。

大抵の航空会社で重さが7kg以内の制限があるのが一般的で、実際にパッキングしてみると制限重量に収めるのは思いのほか難しい*1。だからこの記事を書いてみたいと思った。

本記事は筆者のここ数年の旅行すべての知見をベースにしているが、とはいえ直近の一例を示したほうがわかりやすいため、想定する季節は初冬とする*2。行き先のウィーンでは朝晩5℃、日中13℃前後という雰囲気だった。暖かい地域ではこれよりもう少し服の重量を減らせると思う。

旅行するごとに持ち物リストを見直している(同じに見えるけど毎回ちょっとずつ違います)

バックパックとサブバッグの選び方

One Bag Travel の土台となるバックパックには、「メインバッグ」「サブバッグ」に分けることを推奨する。自分はサブバッグを2個持ち(スリングバッグとパッカブルバックパック)しているため3点セットとしている。それぞれの選び方やポイントは以下の通り。

  • メインバックパック
    • 航空会社のサイズ制限をクリアし、かつバックパック自体の重量が軽いものがよい(ただし軽すぎるものは背負い心地が悪かったりするので機能性とのバランスをとる)
    • サブバッグ2点もここに入れる
  • スリングバッグ
    • パスポート、財布、スマホなどの貴重品や、すぐに取り出したい小物(イヤホンなど)を入れる
    • これもできるだけ軽いほうがよい
  • パッカブルバックパック
    • 現地で行動する際、メインバックパックは宿に置き、これに荷物や水を入れて出かける
    • できるだけ軽い(略)

Tortuga Travel Backpack Lite 40L と Bellroy Lite Sling

自分が使っているのは「Tortuga Travel Backpack Lite」と「Bellroy Lite Sling」、そして「Matador Refraction Packable Backpack」。

Tortuga Travel Backpack Lite は殆どの航空会社の機内持込サイズに収まり、クラムシェル型で内部の見通しがよい。さらに背負ったときの負荷を分散してくれるヒップベルトを標準搭載している点がポイント高い(ヒップベルトを軽視しているバッグが多すぎる)

Bellroy Lite Sling は市場のスリングバッグのなかで最軽量というわけではないが、適度な量の仕切りポケットがついていて機動力と収納力とのバランスに優れる。

Matador Refraction Packable Backpack はパッカブルでありながら「普通のバックパックふう」に見えるようにという努力を感じられて好印象。見た目だけでなく使い勝手もよい。

Matador Refraction Packable Backpack

これらをパッキングすると以下のようになる。パッカブルバックパックの中に小物類を入れておき、現地に着いたらバッグごと取り出して使う、というイメージ。

パッキング例。クラムシェル型だと荷物全体が見通しやすい

衣類をどう攻略するか

荷物の体積と重量の多くを占めるのが衣類である。ここをうまく削減できるかがポイント。

以前書いた記事とそこまで変わってない

結論から言うと、以前書いたこの記事からあまり主張は変わっていない。レイヤリング(重ね着)と機能素材(メリノウール)を活用することを基本とし、インナーは洗濯して複数回使用する。

text.sanographix.net

以下、自分が実際に旅行前に作成している持ち物リスト(普段Notionで管理している)を表にまとめてみた。

なお持ち物は個人個人の事情・嗜好に大きく依存するため、ここに挙げる品目は「あくまで一つの目安」として捉えてください。

アイテム 数量
半袖Tシャツ(鎌倉シャツ メリノウールTシャツ 1
長袖Tシャツ(ミズノ メリノウール 365 Tシャツ 1
ドライレイヤー(ファイントラック ドライレイヤーベーシックT 2
レギュラーカラーシャツ(BEAUTY&YOUTH ポリエステルウールシャツ) 1
ロングパンツ(green label FREELITCH ワイド ユーティリティ パンツ 1
下着(アイスブレーカー アナトミカ ボクサー 2
靴下(FITS ミディアムハイカークルー 2
ルームウェア(ノースフェイスのカットソー、無印のイージーパンツ) 1組
インナーダウン(ユニクロ ウルトラライトダウン) 1
インサレーテッドジャケット(ミレー ブリーズバリヤー トイ ジャケット 1
ネックウォーマー(アイスブレーカー メリノ200フレクシーシュート 1
手袋(使わなかった) 1
タイツ(使わなかった) 2

初日の服(バッグには入れない)

アイテム 数量
半袖Tシャツ(鎌倉シャツ メリノウールTシャツ 1
長袖Tシャツ(ミズノ メリノウール 365 Tシャツ 1
ドライレイヤー(ファイントラック ドライレイヤーベーシックT 1
ロングパンツ(coen テックパンツ) 1
下着(アイスブレーカー アナトミカ ボクサー 1
靴下(FITS ミディアムハイカークルー 1
ジャケット(BEAUTY&YOUTH 360°MASTER バルーン コーチジャケット) 1
スニーカー(ニューバランス Fresh Foam MW880 1
帽子(ユニクロ ウールブレンドキャップ) 1

アイテム解説

「半袖と長袖のTシャツ?」と思われたかもしれないが、自分は「半袖の上から長袖を着る」方法が体温調整がしやすい。長袖には「ミズノ メリノウール 365 Tシャツ」を持って行った。薄手だが重ね着前提なのでむしろそのほうが良いし、日中に動き回るときに熱がこもりすぎない。

靴下は中厚手のメリノウール混のものを選ぶと、歩行時のクッション性が上がるうえ足が冷えにくい。フィッツの靴下は今年初めて買ってみたが、その名の通り心地よくフィットして大変気に入った。このほかダーンタフ、アイスブレーカーなどもおすすめ。

今回、アウターも重ね着した。ハイキング用に持っていたミレーの裏毛ジャケット(自分が持っているのは旧モデル)を着て、その上からゆったり目のブルゾンを羽織った。街着としてはオーバースペックだが良い仕事をしてくれた。暑ければブルゾンだけになればいいし、寒ければジャケットの内側にインナーダウンを追加するという3段構えにすることで、いろいろな場面の気温差に対応できるようにした。

ガジェット

旅の記録や情報収集に必須だが、ついついあれこれ持っていって重くなりがち。以下のようなポイントに注意して選んでいる。

  • 充電器は1つ(多ポートGaN充電器)にまとめる。高出力なものは重いのでちょうど良いバランスを探る
  • モバイルバッテリーは自分のスマホやカメラの使用頻度に見合った、ギリギリの容量かつ軽量なものを選ぶ
  • ケーブル類は0.3mや0.5mの短いケーブルと変換コネクタを活用し、重量を減らす
アイテム 数量
モバイルバッテリー(CIO SMARTCOBY Pro SLIM 1
USB充電器(Belkin PPS 45WデュアルUSB-C GaNウォールチャージャー 1
0.3m USB-Cケーブル(Anker USB-Cケーブル 1
0.5m USB-Cケーブル(UGREEN USB-Cケーブル 1
USB-A to Cケーブル(適当なもの) 1
USB-C to MicroUSB変換コネクタ(UGREEN マイクロUSB変換アダプター 1
カメラバッテリー 2
海外用コンセント変換プラグ(無印) 1
0.5m 延長コード(サンワサプライ 電源延長コード 0.5m 1
カメラ(LUMIX GF10) 1
アクションカム (Insta360 Go Ultra) 1
落とし物トラッカー(Anker Security SmartTrack Link 3以上
イヤホン(ゼンハイザー ACCENTUM True Wireless 1

アイテム解説

充電器にはBelkinの45W・2ポート(20+25W)を選択。とにかく軽い・かわいい。普段使っている65Wの充電器(UGREEN NexodeX 65W)は132gで、本製品は80gである。スマホとカメラ類だけの充電であれば45Wでも十分足りる。

ケーブルを短くすると重量を減らせる。たとえば通常の0.9mケーブルは28g、0.3mケーブルは11.5gである。「そんな数グラムでしょ...」と思われるだろうが、何本も持っていく場合はかなりの差になる。実際、充電グッズを適当に詰めていた時代に371gだったポーチを、最適化後に318gまで減らした経験がある。

状況に応じて使い分けられるように0.3mと0.5mを1本ずつ用意している。ケーブルが短くても意外と不便さはない。いまのスマホやアクションカムは急速充電だし、仮に繋ぎっぱなしでダラダラ操作するとしても延長コード(これも0.5mと短いものを用意するのがコツ)を含めると壁から最大1mは伸ばせる。

MicroUSBなどの端子にはType-Cからの変換コネクタ(1個3.5g)を使うことで、ケーブルを持参するより大幅に重量を減らせる。

なおケーブルをUSB-Cで統一するにしても、USB-A to C ケーブルは1本は用意することを推奨する。相次ぐモバイルバッテリーの発火事故を受けて、今年からエミレーツでは機内でのモバイルバッテリー使用が禁止された。機内で充電したい場合、座席のUSBポートで充電することになるが、ほとんどの場合USB-Aである。他の航空会社もこのルールに追従してくる可能性があるし、そうでなかったとしてもホテルや駅などで見かける充電ポートは大抵USB-Aなため、持っていたほうが何かと重宝する。

ここからはカメラ類。

小型軽量カメラとして最近もっぱら使っているのがLUMIX GF10。2018年発売で、中古で状態のよい個体を格安で手に入れた。EVFがない代わりに小型でスリングバッグに簡単に入るうえ、十分軽いLUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.をレンズに着用し、バッテリー込みで364g)。機能性を最新機種と比べるのは酷だがストリートスナップ主体であれば気兼ねなく使えて丁度良い。

LUMIX GF10

Insta360 Go Ultraはカメラ部分が分離するアクションカム。これをマグネットで服の上からボディカムのように取り付けるとハンズフリー撮影ができる。移動中など適当な場面でとりあえず録画しておき、あとからアプリで編集すると簡単にVlogが作れる(ちなみに編集もアプリがほぼ自動で行うモードがあり、それを使えば人間は素材を選ぶだけなので簡単)。

服の色と合わせると目立ちにくくなる。

トイレタリー

トイレタリー(身だしなみ)グッズもまた個人差が激しいので話半分に見てください。重量削減ポイントもあまりないかも。

アイテム 数量
歯ブラシ 1
フロス 2
歯間ブラシ 2
部屋干し用洗剤(部屋干しトップワンパック) 2〜3回分程度
物干し紐(SEA TO SUMMIT クローズライン 1
石鹸(マジックソープ 1
石鹸入れ(マタドール ソープバーケース 1
電動シェーバー(ブラウン モバイルシェーバー 1
制汗剤(デオナチュレなど) 1
予備のジップロック 1

アイテム解説

宿泊先によってはアメニティが不十分だったり全く使い物にならないことがある*3ため、石鹸は持っていっている。この石鹸入れ(マタドール ソープバーケース)は、ただの石鹸入れではない。使い終わったあとの石鹸を入れておくと、微小な穴から自然と水分が飛んでいくという便利アイテム。びしょびしょの石鹸を持ち歩かなくて済むわけだ。

石鹸には全身洗えるマジックソープを使っている。ソープバーケースにはデカくて入らないので、包丁で半分に切ってから入れよう。

シェーバーには小型軽量なものを選んだ。最近ヒゲ脱毛してシェーバーにそこまで性能が要らなくなってきたというのもあり、これで十分。あとヒゲ脱毛と旅行の相性はめちゃくちゃ良い*4ので、別の機会に書きたい。

液体

機内持ち込みルールとして各100ml以下、全部ジップロックに入れる。よってそれぞれ小さいサイズを選ぶ。あるいは小分けケース(無印または100均)に入れる。

アイテム 数量
ハミガキ剤(NONIO Mobile) 1
シェーバー用ローション(小分けケースに入れる) 1
目薬 1
ハンドサニタイザー 1
日焼け止め(無印) 1
ヘアワックス(小分けケースに入れる) 1
オールインワンジェル(無印) 1
ハンドクリーム(アトリックスとかユースキンとか) 1

必需品

必需品なので削減するポイントもないですが一応。

アイテム 数量
家の鍵 1
パスポート 1
書類(印刷した旅行保険控えなど) 1
時計 1
財布、クレジットカード 1

ちなみに財布にはこういうキーリール(別にこれじゃなくても良い)をつけておくと紛失しづらくおすすめ。

日用品(飛行機内)

飛行機内は乾燥しているため、体調を崩さないためのアイテムを用意しておく。

アイテム 数量
濡れマスク(のどぬ~るぬれマスクなど) 往復ぶん
気圧調整耳栓(サイレンシア フライトエアー 1
のど飴(個包装のもの) お好みで
アイマスク(100均) 1
リップクリーム(ウエルシアのPB) 1
ネックピロー(WHDPETS ネックピロー 1
スリッパ(100均) 1

アイテム解説

飛行機で気圧による耳の痛みに悩んでいたのだが、それを軽減する便利な商品があると知ってからは常用している。たまに片耳だけうまく密閉できていないのか痛むことはあるが、かなりの確率で着陸時の耳抜きが楽になる。同じく耳の痛みに悩んでいる人はぜひ試してみてください。

これまで「寝る時ヘッドレスト曲げればいいだろ*5」と思いネックピローを使っていなかったが、機内で睡眠失敗が頻発するようになってネックピローを導入した。これは空気の出し入れがポンプ式で簡単。

ちなみにネックピロー付属のポーチは持っていかない。ネックピローに限らず、この手の商品に付属する「便利な収納ケース・ポーチ」類は結構重いので注意したい。

日用品(薬類)

これもご自身の体調と相談のうえ必要量を用意してください。自分が気をつけているポイントは以下の通り。

  • 薬の外箱や袋は持っていかずに必要量だけもっていく
  • 薬に使用期限を書いておく(旅行のたびに使いまわしていると意外とすぐ使用期限切れになる)
  • 酔いやすい*6ため酔い止めはお守りとして持っていく。水なしで飲めるタイプだと手軽
アイテム 数量
絆創膏 3
胃腸薬(ビオフェルミンなど) 3回分
胃炎薬(パンシロンなど) 3回分
下痢止め(ストッパなど) 3回分
風邪薬(パブロンなど) 3回分
葛根湯 3回分
酔い止め 搭乗回数分
頭痛薬(イブなど) 3回分

日用品(その他)

その他日用品は以下の通り。何度も書いて恐縮だが一例なので好みに合わせて調整してください。

アイテム 数量
ポケットティッシュ 3
ハンカチ(吸水タオル) 1
使い捨てマスク お好みで
ウェットティッシュ 1
エコバッグ(SEA TO SUMMIT ウルトラシルショッピングバッグ 1
アウトドアカトラリー(HOVERLIGHT SPORK 1
小型の筆記用具 1
小型カラビナ(エスビナーなど) 2
折り畳み傘 1
サングラス 1
スーパーのレジ袋 1

アイテム解説

ハンカチは乾きが早いものを選ぶとよい。ハイキング用に買ったPacktowlを使っている。Sサイズはポケットに入れても丁度良いサイズ感で、もう何度も洗っているが使用感は引き続き良好。

現地買い出し時や、ちょっとした荷物入れにエコバッグがあると重宝する。SEA TO SUMMITのエコバッグは耐荷重なんと130kgと無駄に強靭(褒めてます)なうえ超軽量。旅行だけでなく普段の買い物にも毎日使っている。

ちなみにエコバッグを持つにしても、汚れたもの入れとしてスーパーのレジ袋も別途あったほうがよい。

旅行中の栄養バランスを補うために、スーパーのサラダボウルやカットフルーツ、ヨーグルトなんかを調達することがある。このときスプーンやフォークが付属していないことがあるので持参すると便利。適当なプラスプーンでも勿論OKだが、最近導入したHOVERLIGHTのスポーク(フォークとスプーンが合体したもの)はわずか7gの軽さで使用感も上々。使用後はお湯で洗い流せば簡単に汚れが落ちる。

パッキング用品

服をパッキングキューブに入れる

上記に挙げた小物たちをまとめるのにポーチを使う。ここでのポイントは、あえて高機能なポーチを選ばないこと。高機能なポーチは便利な反面、けっこう重い。1個100gのポーチと20gのポーチとでは、複数個持ったときの最終的な重さがまったく変わってくる。最も安上がりなのは全部ジップロックにすることだが、それだと気分が上がらないので以下のラインナップで揃えてみた。

アイテム 数量
トイレタリーバッグ(モンベル トラベルキットパック L 1
日用品ポーチ(モンベル U.L.ポーチ M 1
薬類・フライト中ポーチ(モンベル U.L.ペーパーポーチ M 1
パッキングキューブ(イーグルクリーク Pack-it キューブセット 2
ガジェットポーチ(EXPED ORGANIZER VISTA A6 1

アイテム解説

ガジェットにはEXPEDのA6サイズのポーチを使っている。いわゆるガジェットポーチ(テックオーガナイザー)を使わない理由は、毎度のことながら軽量化のため。25gと非常に軽く、止水ジッパーがついている。中が透けているので中身が判別しやすい。

参考重量

参考として、カテゴリごとの実測値を表にすると次のようになる。(パッキングの都合上、本文の章立てと微妙に異なっているがご了承願いたい)

アイテム 重さ(g)
Tortuga Backpack 1,561
Bellroy Lite Sling 224
Matador Packable Backpack 232
服(大きいキューブ) 1,091
服(小さいキューブ) 544
防寒具(ダウン・ジャケット) 530
ガジェット(ポーチ含む) 409
カメラ+アクションカム 531
トイレタリー(液体含まない) 364
液体類 166
必需品(財布、書類、鍵など) 229
日用品ポーチ 148
衛生用品ポーチ 162
ポーチに入らない日用品 413
合計 6,604g

そんな感じです。

一般的に面倒なイメージが強いパッキングだが、ゲームのインベントリ整理のような楽しさがある。限られた重量とスロットの中で試行錯誤するのを趣味にしてしまうと、少しは楽しく準備できると思う。

そうやって最適化したバックパックで、手荷物受取所を横目に颯爽と空港を出るのはちょっとしたご褒美タイムである。

この記事はあくまで現時点での一例にすぎないため、ぜひ自分の最適解を見つけてみてください。

FAQ

過去記事にもFAQを書いたが、主要なものを再掲する。

Q: 旅行中、洗濯はどこでするの?

ホテルのシンクに水を張って粉末洗剤を溶かし、そこで手洗いする。洗濯後はバスタオルに包み、上から踏みまくって脱水。そのまま部屋に吊るして乾かす。メリノウールなら一晩で乾くことが多い。やり方に不安がある場合は、YouTubeで「how to wash clothes in hotel sink」などで検索すると雰囲気が掴める。

Q: メリノウールって意味あるの?

メリノウールの特長は、「体温調整機能(夏は涼しく冬は暖かい)」、「速乾性」、「強力な防臭性(数日着続けても無臭 ※本当)」。体温を保てるので体調を崩しにくく、しかも連続着用できるため服の枚数を減らせて、結果的に軽さに貢献する。

Q: ドライレイヤーって意味あるの?

メリノウールは万能だけど汗をすぐ逃す構造ではない。ドライレイヤーがあると肌から汗を引き剥がしてくれるので、冷えが起きにくくなる。また、個人的に普段からTシャツの下にインナーを着ているため、Tシャツ1枚で着ているとなんとなく落ち着かない。

Q: もっと安いオプションないの?

いきなり全部を買い揃えないことをおすすめする。金銭的な負担も大きいし、失敗したときのダメージも痛い。旅行の頻度・スタイルと相談して、まずは今持っているもので代用したり、手頃なアイテムを買ったりなど小さく始めると無理なく続けられる。自分も今に至るまで何年もかかっている。

Q: 現地調達じゃだめ?

現地調達できる自信があれば良い方法だと思う。が、自分は自信がないのでやっていない。自分の欲しいものがスムーズに見つかるか、そもそも売っているか分からないし、おまけに「シャワーを浴びようとしたらアメニティが使えない」といった問題は大抵夜に発覚する(店が夜まで開いているとは限らない)。

Q: お土産で荷物が増えたらどうするの?

個人的にはお土産はあまり買わない。買うとしてもポストカードや文房具、お茶(ティーバッグ)など、軽くてかさばらないものを選ぶ。「たくさんお土産を買いたいぜ」という人は、One Bag Travelとはやや相性が悪いかもしれない。

Q: 女性にバックパック1個は厳しくない?

体格や持ち物量によって確かにハードルは上がるかもしれないが、工夫すれば可能だと思われる。たとえばバックパックは30Lくらいのサイズにしておき、残りは手で持つとか。One bag travel界隈のコミュニティは広く、探せば先人の知恵を数多く入手できる。実際に女性で実践している人も多数いる。

Q: 7kgのバックパックって重くない?

移動には問題ない重さだが、1日ずっと背負うのはさすがに重いので工夫しましょう。記事にも書いた通り「現地行動用のサブバッグを持つ」「背負い心地がちゃんと考えられたバックパックを選ぶ(ヒップベルト付きを推奨)」などがおすすめ。

*1:ちなみに筆者はこれまで搭乗時に重量を測られたことは一度もないが、ルールはルールなので

*2:「真冬はどうするの」という声もありそうだが、個人的には真冬に旅行したくないので実践していない

*3:過去泊まったホテルで、コンディショナーが完全に中で固まっていてポンプがびくともしないことがあった

*4:長時間のフライトでもヒゲが気にならない、とか

*5:実は曲がるんですよね

*6:ゲームでも3D酔いしやすいので困っている......