前回記事で2024年のゲームふりかえりを書いたので、今回は2024年に観た映画・ドラマを振り返る。なお今年”観た”なので公開年が過去の作品も含まれる。
映画
- ブラックベリー
- 今年”観た”なかで一番好き。「妥協してなにか作って失敗したことがある人」にとって、ラスト数分は胸が張り裂ける体験になることを約束する。いわゆる「負けが確定している話」ってなんでこんなに沁みるんだろうな。ジャンルは違えど「ローグ・ワン」然り「Halo:Reach」然り。
- マッドマックス:フュリオサ
- 今年 ”公開された”なかで一番好き。「怒りのデスロード」より斬新なものをどうやって生み出せるのか.....との予想に反して、前作とまったく違うスタイルの映画になっていて本当に驚いた。
- ミッチェル家とマシンの反乱
- すみませんナメてました。激烈に面白かったです。脚本・制作の顔ぶれで完全に納得しました。
- 猿の惑星: 創世記〜聖戦記
- すみませんナメてました。激烈に面白かったです(再掲)。「猿の惑星/キングダム」の予習にと観たのだが肝心の「キングダム」をまだ観られてません。
- 雪山の絆
- こんな過酷な映像をぬくぬくと家で観ていて良いのか...という気持ちになりながら勇気をもらえる。
- デッドプール&ウルヴァリン
- 面白かったけど、もはや文脈の複雑さに振り落とされないようしがみ付くのに精一杯。とはいえDisney+で配信されてるメイキングを観たら、そうだよね良かったね...と上方修正がかかった。
- フォールガイ
- だいぶ好き。アクション映画の裏にはこんな人たちが体を張って楽しませてくれているのだな...と、これまでの映画のスタントマンにまで感謝したくなる一本。ライアン・ゴズリングは何でもできてすごい。「裏方が頑張る話」のテーマに対して完璧なエンドクレジット。
- オッペンハイマー
- オッペンハイマー今年だったっけ!!?! って感じだけど日本公開は今年でした。変な気分である......。
- デューン 砂の惑星 PART2
- 前作を配信で観て、今作は劇場で観た。これは劇場じゃないと良さが半減どころか全減することがわかった。ただし長すぎて途中でトイレに立たなければならなかったことは個人的課題である。
- グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
- ブルービートル
- 哀れなるものたち
- ものすごく変なものを観た。だが話は複雑でなくむしろストレートで敷居は低く、ばっちり身につまされる。
- ツイスターズ
- ライバル関係だった2人がやがて共闘する姿がアツい。映画自体はすごく良かったんだけど、ScreenXで観たら酔った。序盤は車内視点が多いからね....
- インサイド・ヘッド2
- 「1」は傑作中の傑作で大好きだから期待していたが、なぜかいまいち刺さらなかった。自分の感情は今作の司令部ほど複雑じゃないのかもしれない......。
ドラマ
- コブラ会: シーズン6
- 終わりが近づいていて寂しいが、SEKAI TAIKAI のセリフを聞くたびにニコニコしてしまう。彼らの行く末を見届けないと気が済まない。
- 自由研究には向かない殺人
- エマ・マイヤーズさん何者ですか、あまりにも良いと思う。短パンが似合う。
- グランパは新米スパイ
- 「グッド・プレイス」繋がりのキャストがまた見られただけでも満足している。
- ポーカーフェイス
- めちゃくちゃ面白い。1話でしっかりオチがつく。外連味たっぷりでチャーミングな演出も最高。
- ザ・ボーイズ シーズン4
- シーズン1当時は「なんなんだこれは」と戸惑いながら観たものだが、気づけば現実がますますこの世界に近づいている感じがして笑えねえ....という感じ。
- スーパーパンプト / Uber -破壊的ビジネスを創った男-
- ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる主人公があまりにも非道い暴言を吐くたび、役者ってすごいなあと思わされる。
- SHOGUN 将軍
- スター・ウォーズ:スケルトン・クルー
- ハズビン・ホテルへようこそ シーズン1
- 観たあとしばらくSpotifyで本作のサントラばかり聴いていた。
- フォールアウト シーズン1
- Falloutシリーズの大ファンとして、「Falloutの面白さはどこにあるのか」を丁寧に拾い上げた、見事な翻案だと思う。
- ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン2
- 寡黙な主人公が筋肉で事件解決するイメージだったけど、このシーズンではよく喋っていた印象が強く、仲間と行動するうちに変化が訪れたのかなと感じた。
- インビンシブル ~無敵のヒーロー~
- すいません、まだシーズン1です........。ぜんぜん追いつけてません。
毎年思うけど、まだ観るべき作品が山のようにあり、自分はその表面だけをかろうじてすくっている気分にさせられる。実際、上記のリストで「あれ入ってないじゃん」と思える作品が幾つも思い浮かぶわけだし。各サブスクには未視聴のウォッチリストが積み上がっている。最近Apple TV+も新たに契約して、自分から状況を複雑にしている。そういう状況ですが来年もいろんな作品から勇気や元気や笑いを貰ってなんとかやっていきましょう。いきたいですね。