SANOGRAPHIX Blog

京都を拠点に活動する佐野章核 (sanographix) の個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

夏でもメリノウールを着る、その効果について

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移動が不安なのでまだ旅行していないけど、すぐ行って帰ってこられる範囲内で寺に行ったりはしている。もともと人混みの少ない場所を狙って出かけるのが好きで、更にそれが加速してきた。

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暑いし誰もいない

こうした庭を見たり撮影に出かけるとき、もっぱらメリノウールのTシャツを着ている。この素材を知る前は、夏にウールなんてどうかしてると自分でも思っていたが、様々な優れた効果を実感して納得した。

メリノウールTシャツについて

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メリノウールという素材を使ったTシャツ。非常に細い糸を使っているので、ウールのセーターから想像するようなチクチク感は無い。いろいろなメーカーから発売されていて、僕が持ってるのはこれ。

unboundmerino.com

登山用素材として有名で、山に行かれる方はその性能については百も承知かと思う。街着には完全にオーバースペックなんだけど、そういう最強感もまたいい。その中でも特に気に入ってる効果は次の通り。

汗だくで帰ってきても無臭

夏場に出歩いて帰ってきても本当に臭わない。マジでびっくりした。臭わないという性質上、数十日間連続で着続けていられるスペックを持つので、1日くらいなんともない。そうはいってもさすがに夏場着たら僕は洗うけどね……。

一方よくあるスポーツウェアのポリエステル素材は、ちょっと汗かいただけでありえないほど臭くなるので、帰りのバスの中などで非常に気まずい。なにより自分で自分の臭いに耐えられない問題があって、うまくいかなかった。

即乾くし体が冷えない

汗をかいてもすぐに乾くし、急にシャツが冷たくなることがない。かつ、ひんやりした場所では暖かく感じるという、専門的な理由は分からないが都合が良すぎる性質を持っているようなのだ。普段すぐ体が冷えてしまうのでTシャツの下に必ずインナーを着ているが、メリノウールに限っては1枚だけで出かけてもまったく体調に問題がないというのが、自分の経験上言えることだ。

※ ただし限度はあります。ここ数日のような気温40度近いとか出かけるのが危険なほど暑い日はそもそも出かけません

もうひとつ経験を話すと、汗かいて帰宅したら一旦シャワー浴びてスッキリしたいと思いそうなものだが、メリノウール着ていると体がベタついてる感じがしないので、帰ってきてそのまま写真の取り込み作業とかできてしまう。

短所: クッソ高い

高すぎるので雑に着られない。あとウールの性質上タンブラー乾燥できないとか虫食いリスクがあるとか、そういう意味でも手入れにちょっと気を遣う。とはいえ普通に洗って干しておけば即乾くし、保管もセーターと同じように防虫剤入れとく程度のケアでいいかと思う。


もともと旅行の荷物を減らす目的で買ったのだが、残念なことにまったく旅行に行けなくなってしまったので庭巡りウェアに活用し始めた。

本来の目的の旅行用としても申し分なく、メリノ2着あれば何泊でも着回せるのでスーツケース要らなくなった実績がある。

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まだ旅行できた時代に乗った米ディズニーランドの新アトラクション『Rise of the Resistance』すげー良かったんだけど、なんか感想書く空気でもなくなってきて今に至る。安心できる世の中になったら改めて書きたい

ちなみにTシャツ着るときは靴下もメリノウールを履く(靴下はモンベル)。靴下も同様の効果があっておすすめなんだけど、より効果を実感しやすいのはやはりTシャツだと思う。