SANOGRAPHIX Blog

京都を拠点に活動する佐野章核 (sanographix) の個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

【2025年版】旅行中に着る服の考察と実践 - メンズ編

今年の連休はどこかに旅行したいと考えている人も多いと思う。ここ数年、個人的興味として「旅行時の荷物の削減・最適化」に取り組んできた。その結果、「荷物が少ないので飛行機でもスーツケースが不要」「毎回なにを持っていくかで悩まずに済み、短時間で荷造りが終わる」といったメリットを得ている。

今回は荷物のなかでも「服」に焦点を当てて、旅行時どのような服を持っていくのか、経験と考えをまとめる。

なぜ旅行中の服選びが重要か

理由は二つある。

荷物はバックパック1個だけにしたいから

5年以上、旅行ではスーツケースを持たずにバックパック1個だけ(正確にはサブバッグも持っていくが、使わないときはバックパックにしまっている)で済ませている。

スーツケースを持たないことは多くのメリットがある。

  • 機内持ち込みするので絶対にロストバゲージにならない
  • 手荷物受け取りで待たなくて良いので、到着後すぐ行動を開始できる
  • 石畳や階段など、スーツケースでは移動しづらい地形も問題ない

このように行動の自由度が大きく上がる。

服を減らすと荷物が減るから

バックパックで済ませる以上、荷物を減らす必要がある。なかでも服は体積・重量ともに大きなウェイトを占めるため、ここに最適化の余地があるというわけだ。

実際、普段着のデニム・カットソー・ジャケットを測ったら2kgあった。多くの航空会社では機内持込みの上限が7kg前後であり、バックパック自体の重さ(1.5-2kg前後)やその他荷物(仮に3kg前後)も入れると考えれば、服に割り当て可能な重量は思った以上に限られる。

つまり、普段と同じ感覚では、バックパック1つの旅行は成立しない。よって、普段着とは違う観点で選ぶ必要がある。

前置き

この記事は「いかに旅行時の荷物を最適化するか」を目的としている。そのため、服に求める観点が普段着と違って、機能性を最優先する。また、日帰りや1泊程度ではそこまで気にしなくてもよいため、この記事では数泊以上の旅行を前提とする。

同じテーマの記事を2023年にも書いたが、その後もトライ&エラーを繰り返した現在の知見を再整理したアップデート版となる。

服選びの基本的な考え方

では、荷物を減らせる服の考え方とはどのようなものか。

軽い・臭いにくい・すぐ乾く素材を選ぶ

「軽量で、臭いにくく、速乾性がある素材」を基準に選ぶと、まず大きくハズさない。軽さはそのまま重量削減につながるし、臭いにくければ連続して着られる。また、すぐ乾くなら夜に洗って干しておけば次の日にはまた使える。

これらを全て満たす具体的な素材をいうと、メリノウールである。メリノウールの特長は、「体温調整機能(夏は涼しく冬は暖かい)」、「速乾性」、「強力な防臭性(数日着続けても無臭 ※本当)」。生地の軽さはポリエステルなどに劣るが、連続着用できるため服の枚数を減らせて、結果的に軽さに貢献する。

汚れても目立ちにくい色にする

「おれはコーヒーを絶対こぼさない」という自信があれば、どんな色を着ても問題ない。しかし、旅行中は予期しないアクシデントがつきものである。特に食事中など、ケチャップやスープが服に飛ぶリスクは充分にある。そのため、服の色はできるだけ汚れが目立ちにくい暗めの色のほうが気がかりが減る。全身ブラックを避けたい場合はグレーやネイビーも使える。

おしゃれは諦めて50点を目指す

機能性を優先する時点で、100点のおしゃれは諦める。「変じゃなきゃ良い」程度の気持ちで、50点を目標とする。

具体的なアイテム

では具体的に何を揃えればよいのか、1つずつ書いていく。各カテゴリには自分が持ってるアイテムのリンクを載せているが、似たようなもので置き換えても全く問題ない。むしろ他にもっと良いギアがあれば教えてほしい。

見出しには必要個数の目安も併記している(当日着用分を除いた数が実際にパッキングする量)。

ラゲッジスケール(荷物用はかり) x1

これがないと重さが測れないので始まらない。機内持込を目指すならまず用意しておくアイテムである。2,000円以下なのでひとまず買っておいてください。

バックパック x1

バックパックは信頼できる製品を選びたい。ということで、今年から新調したのがTortugaの「Travel Backpack Lite 40L」。

Tortuga Travel Backpack Lite 40L

これまでにもTortugaのキャリーオンバッグを使っており、今回購入するのは3回目。どの製品も旅行者向けのツボを押さえていて、本製品でいうと:

  • 機内持込可(超重要)
  • がばっと開くクラムシェル型
  • ヒップベルト標準搭載
  • 背負ったとき快適
  • 容量のわりにそこそこ軽い
  • 見た目が大仰じゃない

…とこんな感じで、理想とするバックパックに非常に近い。

なお、米国外へ発送してくれないので購入には転送会社を別途挟む必要があり、送料が高めなのが難点。他社製品で探すなら35-40Lの容量が使いやすいスイートスポットになる。

パッキングキューブ x1〜3

服の収納にはパッキングキューブを使うことで、バッグ内の空間を効率的に使うことができるうえ、服がばらばらになるのも防げる。

Eagle Creekのパッキングキューブセットのようなサイズ違いを持っておくと、靴下など小さいものと、トップスなど大きいものを分けて収納できる。

もっとお手軽なものだと無印のパッキングキューブもある。

Tシャツ・カットソー x3

このパッキングリストの肝となるのがメリノウールTシャツ。前回記事でも紹介したが、改めて鎌倉シャツのメリノウールTシャツを挙げておく。

shop.shirt.co.jp

メリノウールの特長は繰り返しになるが「体温調整機能、速乾性、防臭性」。このTシャツは生地の厚みがほどよく、オールシーズン着られる。身幅もそこまでタイトではないため、街着として着て自然に見えやすい。

価格は税抜6,900円とTシャツにしては高価に感じるだろうが、他社製品の価格設定を考えると超バーゲン価格といってよい(ちなみに国外だと$110であり、その点でもめちゃくちゃ安い)。

手元にはないが長袖タイプもあるので、夏以外の旅行には長袖を検討しても良いだろう。

別のオプション

気温の低い季節には、長袖カットソーを使うのも良い選択肢だ。例としてミズノのメリノウールTシャツがある。

これは表面がウール・裏面がメッシュ状のポリエステルというハイブリッド仕様。生地は薄めで、運動量が多い日や、そこまで寒くない時期に向いている。ワンサイズ上げて丁度良いサイズ感だった。

もうひとつ、2年前に買ったノースフェイスのウール混カットソーも愛用中。

こちらは終売しているため紹介はさらっとに留めるが、生地はやや厚手で春秋に適している。

ジャケット x1

アウターも軽いに越したことはない。おすすめなのが、BEAUTY&YOUTHのコーチジャケット。

この360°MASTERというシリーズは非常に伸縮性が高く、動きやすい。生地は撥水加工で小雨対策にもなるし、シワにもなりづらい。

数年前の出たての頃から使っており、今年また買い替えた。もともとゆとりのあるサイズ感なので、冬場には中にインナーダウンを着込むことができ、気温差の大きい季節にも対応しやすい。

同シリーズのテーラードジャケットも普段着として使いやすいが、旅行用途には前がしっかり閉じられるコーチジャケット型のほうが実用的だと感じる。

色によっては在庫がなくなってしまっているが、ここ数年は毎シーズン出ている定番商品なので、秋冬にまた発売されるだろう。

パッカブルジャケット x1

上記アウターのほかに、軽い羽織ものも用意しておくと便利だ。朝晩の冷え込みや冷房対策にお守りとして持っておくと大変重宝する。ユニクロ「ポケッタブルUVカットパーカ/NANODESIGN」が使い勝手がよい。

www.uniqlo.com

このジャケット、NANODESIGNという素材に変わってから明らかに表面のテカテカ感が減り、マットで落ち着いた風合いになった。ポケッタブルにありがちなチープな感じもなく、この価格にしては見栄えはかなり良い。ワンサイズほど上げるとリラックスフィットになりおすすめ。

シャツ x1

ちょっとしたレストランで食事したり等、Tシャツだけでは心もとないこともある。肌寒いときの中間着としても重宝するため、シャツを1枚持っていくと便利だ。

よく持っていくのはグリーンレーベルの「ジャストルーズ」シリーズのシャツ。ウールとポリエステルの混紡生地で質感が良く、防シワ加工が施されているので、収納時にあまり気を遣わなくていい。

毎シーズン出ている定番品で入手しやすい。色はブルー系やネイビーあたりが使いやすい。

ボトムス x2

旅行は移動などで座っている時間が長いため、伸縮性があるパンツを選ぶと快適に過ごせる。また、汎用性を考えると、あまりカジュアルすぎないほうが望ましい。具体的には、ブラックやダークグレーのスラックスのような見た目で、かつ動きやすい素材のもの。

よく持っていくのは、またもやグリーンレーベルの「FREELITCH」シリーズ。テーパードシルエットのスラックスのように見えつつ、ストレッチ性が高く、吸水速乾機能付き。適度な生地の厚みでオールシーズン使え、ウエストゴム仕様で履きやすい。

シューズ x1

言わずもがな、歩きやすさは旅行における最重要項目のひとつである。

ロッカーソール(つま先がそり上がった構造)になっていて、歩きやすさを重視したタイプが望ましい。コートタイプのような平坦なソールはおしゃれだけど、あまり長時間の歩行に向いている形ではない。

サロモンからホカからアシックスから様々なものを試してきて、結局ニューバランスのロングセラー「MW880」に戻ってきた。

このシューズの良いところは:

  • 長年継続されているロングセラー(v6の名前の通り)
  • 上位モデルによく採用されているFresh Foamがソールに使われている
  • ウォーキング用のため歩きやすい
  • ブラックがある
  • 同型でゴアテックス版がある

天候によっては以下のゴアテックス版を選んでもよい。ただしアッパーがやや硬めなので、好みに応じて使い分けるとよい。

ドライレイヤー x3

Tシャツの下に着るやつ。汗冷えを防ぐ役割がある。ドライレイヤー®はファイントラックの商品名。

無数のメッシュにより肌から汗をすばやく遠ざけ、冷えを防止する。Tシャツ1枚だとすぐ体調を崩してしまうのだが、これを中に着ていると冷えにくく調子がよい。ちょっと高価だけど、汗冷えで困るあらゆるシチュエーションで役立つので、ぜひ試してみてください。

アンダーウェア x3

このカテゴリも服の枚数減らし甲斐がある。お財布に余裕があればコレとかどうですか。

アンダーウェアこそ、メリノウールの「連続して着続けても無臭」の恩恵を最も受けられる。いま「えっ……」と思われた方はメリノウールの実力を知らない。温度調整機能により冷えないし、何度も言うように無臭。とはいえ気持ちの問題で2日程度で洗うようにしているが、それでも洗濯の回数を減らせるのはありがたい。

靴下 x3

靴下も言わずもがな、メリノの防臭性と吸湿性が非常に活きるジャンルである。中厚手であればオールシーズン使いやすく、足裏がパイル地になっているものはクッション性にも優れる。

あまり厚手すぎると靴のサイズが合わなくなってしまうので注意だが、こちらの製品は程よい厚みで扱いやすい。

寝巻き x上下1セット

ホテルは冷房効きまくりと相場が決まっているので、寝巻きも持っていく。今のところ強いこだわりはなく、着なくなった服を流用している。上は軽めのカットソー、下はウエストゴムのイージーパンツならなんでもよいと思います。

その他必要に応じて

帽子

日差しが強いときに。ノースフェイスの定番キャップは軽量で乾きやすい。ロゴの主張が強いと感じる場合、ロゴ部分をマッキーで黒く塗りつぶすとノーブランドな見た目になる。

ベルト

金属パーツを使っていないベルトは、空港の保安検査で外す必要がない。加えてストレッチ性のあるものだと着用も快適。

今使ってるモデルは便利なんですが在庫が全然ない…。ノースフェイスの製品もおそらく近いコンセプトだろうから、こんな感じのもので選んでみてください。

ネックウォーマー

寒い時期、マフラーの代わりにネックウォーマーがあると便利。マフラーより軽く、着脱も簡単。ほかにもヘッドバンドにしたりアイマスクにしたりもできる。

Buff製を使っているが、最近在庫が見当たらないので代わりにアイスブレーカーのを貼っておきます。こちらもメリノウール100%。


そんな感じです。

これまでにいろんな商品を手を出しては「なんか違うな」と感じ、また試すことを繰り返してきて、ようやく自分にとっての基本セットが固まりつつある。このリストをNotionなどにメモしておくことで、何も考えずにパッキングができるようになったことが最も良かったことだと思う。

ひとつの参考にしつつ、自分に合ったパッキングリストを作ってみてください。

FAQ

公開後、想定していたよりも多くの人に読まれ、いくつかの反応が見られた。気になる点として挙げられていたことには一定の傾向があったため、それらに関して補足的にまとめておく。これから読む人が、読み進める中で生じる疑問をそのまま解消できるようにしておきたい。

なお、服というのは個人の好みに大きく依存するため、正解は人によって異なると思う。ひとつの例として読んでもらえるとありがたい。

それではいきます。

服の種類・素材について

Q: Tシャツとか、2着じゃだめ?なんで3着?

洗濯が間に合わなかった日や、天候・気温の変化で思ったより汗をかいた日にも柔軟に対応できる。2着だけだと、洗濯のローテーションに失敗した瞬間に詰んでしまうことがある。3着あれば意図的に「洗濯しない日」を作る余裕も生まれる。

Q: 現地で服を買って捨てるスタイルじゃだめ?

自分だったらやらない。理由は3つある。

まず、環境的にも倫理的にも推奨できるものではない。次に、自分に合ったサイズ感・素材・見た目の服が旅先で運良く揃う保証もない。さらに、旅程に「服を買う予定」を入れる必要が生じ、「荷物が少ないとすぐに行動開始できる」という本来の主旨とも矛盾する。

Q: もっと安いオプションないの? ワークマンじゃだめ?

一度に全部揃えずに、まず小さく実験することをおすすめする。全部一気に買い揃えると金銭的な負担が大きく、失敗したときのダメージも痛い。旅行の頻度・スタイルと相談して、まずは小さく始めると無理なく続けられる。自分も今に至るまで何年もかかっている。

ワークマンでも良いと思います。(ワークマンにはあまり行かないので分からないけど、良いものがあるイメージ)

Q: アウトドアブランドのウェアでよいのでは?

部分的に使うとバランスが良いと思う。全身アウトドアウェアも以前試したけど、街中で浮いてしまう感があって「なんか違うな」と個人的には思った。

Q: メリノウールって縮まない?

手洗いコースで洗う、高温乾燥を使わない、など基本的な洗濯方法を守っていれば大きく縮むことはほとんどない。記事中の鎌倉シャツのメリノウールでいうと、新品未使用のもの(運良く手元にあった)と5回以上洗濯したものを比べると、着丈が-3.5cmだった。コットンTシャツなどと比べても常識的な縮み量だと思われる。

Q: メリノウールって意味あるの? コットンやポリエステルじゃだめ?

「温度調整機能」「消臭性」が欲しければメリノウール。実は温度調整機能が侮れない。旅行で体調を崩すことは誰もが避けたいことだろう。メリノウールで温度調整できれば、それだけ風邪のリスクが減る。あまりタフではない自分にとってこれは大きな価値である。

Q: このリストで何泊まで対応できるの?

洗濯を前提にすれば理論上は何日でも対応できる。ただし自分の体力上の理由で、最長でも10日程度までしか実験できていない。

Q: 寝巻きって本当に持っていく必要ある?

体調管理の観点で持っていくと安心できる。日本以外の宿には寝巻きが用意されてないことが普通なので持参必須。

Q: ドライレイヤーって意味あるの?

メリノウールは万能だけど汗をすぐ逃す構造ではない。ドライレイヤーがあると肌から汗を引き剥がしてくれるので、冷えが起きにくくなる。また、個人的に普段からTシャツの下にインナーを着ているため、Tシャツ1枚で着ているとなんとなく落ち着かない。

Q: 冬はこれじゃ寒くない?

都市部などの冬であれば、中にインナーダウンを着れば問題なく過ごせる。「ドライレイヤー + 半袖Tシャツ + 長袖Tシャツ + インナーダウン + アウター」と重ね着していけば5枚重ねになり、かなり暖かい。さらにシャツやネックウォーマーを足せば暖かさがアップする。

パッキングについて

Q: パッキングキューブって本当に要る? 登山用スタッフバッグじゃだめ?

どちらも使ってみて、旅行にはパッキングキューブのほうが合っているという結論になった。パッキングキューブは四角いのでスペース効率がよく、ジッパーの開閉も速いという利点がある。今使っているものは7年以上前に買ったもので、あまり壊れるものでもないので投資してもよいと思う。

Q: 7kgのバックパックって重くない?

移動には問題ない重さだが、1日ずっと背負うのはさすがに重いので工夫しましょう。記事にも書いた通り「現地行動用のサブバッグを持つ」「背負い心地がちゃんと考えられたバックパックを選ぶ(ヒップベルト付きを推奨)」などがおすすめ。

Q: とはいえ女性にバックパック1個は厳しくない?

体格や持ち物量によって確かにハードルは上がるかもしれないが、工夫すれば可能だと思われる。たとえばバックパックは30Lくらいのサイズにしておき、残りは手で持つとか。One bag travel界隈のコミュニティは広く、探せば先人の知恵を数多く入手できる。実際に女性で実践している人も多数いる。

Q: サブバッグの容量や使い方が知りたい

サブバックのみを詳細に書いた記事がある。

text.sanographix.net

Q: ラゲッジスケールって要る? 体重計でよくない?

場合によっては体重計で代用可能だが、自分の場合はラゲッジスケールが欲しい。理由は:

  • 細かい調整のためにパッキングキューブ単位で測ることがあるため。体重計に直置きするのは衛生的に気が引ける
  • 我が家の体重計は無操作時間が続くと自動で電源がオフになってしまい、その都度体重計に乗って重さをかけ直す必要があって面倒
  • ラゲッジスケールは軽いので旅先に持っていける。帰国時の再計量ができる

Q: お土産で荷物が増えたらどうするの?

そもそもお土産はあまり買わない。買うとしてもポストカードや文房具、お茶(ティーバッグ)など、軽くてかさばらないものを選ぶ。「たくさんお土産を買いたいぜ」という人は、One Bag Travelとはやや相性が悪いかもしれない。

Q: One Bag Travelって実際不便じゃない?

以前はスーツケース派だったが、今ではワンバッグのほうがメリットが多いと感じる。

  • 荷物が制限されるぶん最初は不安だったけど、使うものを厳選すると意外と何とでもなる
  • スーツケース時代は階段を見ただけでげんなりしていた。今はそうでもない
  • 空港で手荷物受け取りをスルーできるのが地味に快感

洗濯について

Q: 旅行中、洗濯はどこでするの?

ホテルのシンクに水を張って粉末洗剤を溶かし、そこで手洗いする。洗濯後はバスタオルに包み、上から踏みまくって脱水。そのまま部屋に吊るして乾かす。メリノウールなら一晩で乾くことが多い。やり方に不安がある場合は、YouTubeで「how to wash clothes in hotel sink」などで検索すると雰囲気が掴める。

Q: 粉末洗剤とか吊るす道具って何がいい?

自分は「部屋干しトップ ワンパック」「Sea to Summit クローズライン」を使っている。詳しくは以下に書いた。

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