というのを考えた
常に全力なわけない
このブログでは記事の先頭に、いわゆるカバー画像を表示している(本ページだと👆の青紫色の画像がそれ)。本文より広い幅で表示して、読者の関心を引くことを狙いとしている。手法自体はメジャーで、様々なサイトで見られるお決まりのパターンだ。
ただ実際問題、こういうフォーマットになってるとしょうもない記事が書きづらいよなぁと感じてしまう。なぜならパーツの目的が「関心を引くこと」にあるので、それは裏を返せば、関心を引くに値する内容を器が要求してくる、ということでもあるからだ。
ブログは仕事と違ってノルマがあるわけでもないし、常に全力で書かなくてよい。個人的には、内省の結果としてしょうもない記事を書くというのはむしろ良いことであり、ちょっとかっこ悪いことさえも雑多に書けることがブログの良さだと思っている。そういう記事はことさら関心を引こうと主張する必要はなくて、読みたい人が読むだけでいい。
読者への関心の引きたさ・内輪以外への読まれたさを便宜上「気合い」と呼ぶことにする。気合いを入れてる記事とそうでない記事で、レイアウトを変えてみるのはどうだろうか。
こんな感じで、 記事にカバー画像が存在するときにはタイトルや本文をワイドに表示して、そうでないときは全体を控えめな幅で表示するようにした*1。おおむね「日記」カテゴリの記事は気合い無効である。「記事中のカバー画像の有無」の判定を後付けのJavaScriptで行っているので、あいにく幅の縮小時に表示がガタつく問題があるものの、ひとまず形にはなった。
「どのくらいの読まれたさを志向するか」を反映した表示方法があってもよいのではないか、ということが言いたかった。これは過去に色々テーマを作ってきて、また自分でもブログを書いてきて、時折考えてきた課題でもある。
*1:一定のブラウザ幅以上でなければ表示変わりません