SANOGRAPHIX Blog

京都を拠点に活動する佐野章核 (sanographix) の個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

スマート“じゃないほう”のウォッチを買い足した

「なんかApple Watchじゃなくてもいいかな……」と思う場面がしばしばあったりしませんか? 自分はそう思ったので今年は腕時計を4本買った。もう年内は買わない。たぶん。

4本はすべて、いわゆるマイクロブランド(厳密な定義はないが、独立系の小規模ブランド。殆どがD2Cを採用しており実店舗を持たない)。マイクロブランドもピンキリではあるが、比較的よくみられる傾向として、店舗が無いぶん商品価格を抑えることが多い。特に500ドル付近の価格帯は超・激戦区である。多くのブランドから様々なモデルが登場していて、単純に各社の切磋琢磨っぽい雰囲気が見ていて面白い。また、これに乗っかることで現実的な価格でコレクションを組める。

そういうわけで、こうしたなかから自分が購入したものを記していく。なお現在Apple Watchは運動のときのみ着けている。

Tusenö Windseeker Silver

スウェーデンのブランド Tusenö による時計。非常にお上品だと思う。シルバーの文字盤もギラギラせずに、ほどよい主張に留まっている。全体をシルバーに統一しつつ、秒針の先だけ控えめにネイビー塗装なのがアクセントになっている。

シンプルな外観のため、基本的にどのような服にも合う。耐水性も充分で天候を気にせず着けられ、汎用性が非常に高い。革ベルトに交換してもよく似合う。そしてスイス製ながら手の届きやすい価格なのがありがたい。

この記事で掲載するブランドのうち唯一、物理ショールームがある。地図を見たところ大変おしゃれな場所っぽいので仮に機会があったら立ち寄ってみたい。

Traska Commuter Aegean Blue

これ、何はともあれ文字盤の色が良くないですか。全体はやや紫がかった青で、光のあたり加減で淡くも見えるし深くも見える複雑な色をしている。上記写真の見え方が実物に近いと信じているので参考にしてください。これがまさに自分好みの色味だった。

本記事中では最もケース径が小さく、自分のような細腕でも品よく収まる。Traskaは全体的に小ぶりなモデルが多いのが嬉しい。

本品の入荷情報はTraksaのニュースレターで知った。ここのニュースレターは、メルマガが大嫌いな自分でも購読する程度には上手い。CEOからのお手紙の体裁で届き、頻度も控えめで、ユーザーとの距離感が非常に巧みである。

VAER DS4 Meridian Solar Diver 38mm Black

市販のストラップに交換済み

「アメリカでの組み立て」に並々ならぬこだわりを見せるブランド。…なのだが、自分がチェックしたときは在庫がなく、仕方なくアメリカ組立じゃないモデルを選ばざるを得なかった。両者の差といえば文字盤に「USA Assembly」と書いてあるか否か程度なのだが、在庫があるならそっちを買いたかったよ。

ツール感あるダイバーズウォッチで、38mmと小ぶりなため、ゴツいのが苦手でも難なく着けられるのが良い。ほか特徴はマイクロブランドには珍しくソーラー時計であること。なので放っておいても駆動し続けるし、おまけに安いときているので、良い意味でラフに扱える気軽さがある。

気になる点としては、購入時にストラップを2本選べるのだが、そのどちらもあまりフィットしなかったため、市販の防水ストラップを着けた(写真は市販のストラップ)。それと、りゅうずの尖り方が割と鋭くて腕に食い込んだときに攻撃力高めなので、ストラップをしっかり着けるか、それでも気になるようなら逆側の腕に着けることをおすすめする。

ちなみにナレッジセンターというFAQコーナーが妙に充実しているので暇なときの読み物に良いかもしれない。

Henry Archer Akva Ocean Cyan

市販のストラップに交換済み

デンマークのブランド。おもしろいのが、オーナーのHenrik氏は3DCG業界で長年キャリアを積まれてきた方とのことで(あと音楽もやっていたりと多才なのだけど)、そういう理由から商品のイメージCGのクオリティが非常に高い。自分もまさに商品ページのCGだけを頼りに予約注文したわけだし。

実際、その画像と実物の印象はさほど変わらず、期待通りの商品が届いた。モダンな顔立ちのダイバーズウォッチで、少しかわいらしい印象さえある。ブルーの文字盤が爽やかで夏場によく着けていた。夏でなくとも青系の服のお供として着用頻度が高い。ベゼルの回転が硬いけど、そんなに操作しないのでさほど気にしていない。

余談だが、注文後の発送通知メールに 「Dear [本名]-san 」と「さん」付けでわざわざ書いてくれた。単にそれだけなのだけど、めちゃくちゃ人の良さそうなオーナーだと信じている。


とりあえずそんな感じです。

自分の場合、腕時計が「ないと困る」状況は基本的にゼロなので、どれも趣味的に使う前提のチョイスをした。マイクロブランドはそういう趣味的な遊びに丁度良いのが見つかりやすい気がする。