磁石の いりょくだ
このご時世あまり遠出しないので、必要なものだけ持って身軽に出歩きたい。そんなときスリングバッグが丁度良かったりする。
以前、CYCOPのDaySling 2.0を使っているという記事を書いた。概ね良いバッグではあるんだけど、
- 肩にかけた状態で一番外側の仕切りを開くと中身が頻繁にこぼれる
- 11インチiPad Pro(非純正カバー+Apple Pencil装着時)がギリ入らない
という問題が使っているうちに出てきた。特に「中身こぼれる問題」は、以前カメラを落としそうになりヒヤッとしたのもあって深刻度が高い*1。CYCOPは個人的には応援したいメーカーなんだけど……すまん!!!また次の製品で会おう!!!!
すまんと思いつつ色々と検討したなかで購入したのが、MODERN DAYFARERのDAYFARER Slingというわけだ。注文から到着までは1〜2週間程度だったと思う。
これも磁石、あれも磁石
DAYFARER Slingは一見するとさほど特筆することのないスリングバッグに見える。にもかかわらず買った理由は、マグネットのギミックが3箇所も用意されているのが面白いと思ったから。
写真を見るとわかりやすいんだけど、収納部やストラップがマグネットバックルで着脱できるようになっている。特に収納部は、片手が塞がっていても反対側の手だけで開閉できて非常に便利。単におもしろギミックなだけではなく実用性も高い。
3箇所目の磁石はキーチェーン。ここが取り外し可能になってるバッグは、実際にカギを使うときにもたつかなくて便利なのでツボを押さえてる感じ。そもそもキーチェーン部はコストダウンしたりテキトーに作ってあるバッグもまあまああるように思えるのだが、反面DAYFARER Slingはしっかりしたつくりなのも印象がよい。
これらのマグネットバックルはFIDLOCK社製で統一されている。ALPAKAのスリングバッグなんかも同機構を採用してるはずだけど、サイズ感とか重量とか諸々勘案すると、DAYFARER Slingはよいバランスだと思った。
ちなみに磁力に弱いものは8mm以上離してとのこと*2。自分の荷物で気にすべきはクレジットカードの磁気ストライプくらいだろうか。財布の厚みで十分確保できそうだ。ちなみにiPadにも磁石は入ってるのでカードとは多少離したほうが良いっぽい。
サイズ感・収納
サイズ感は個人的には丁度良かった。iPad Pro 11インチも入ります。スリングバッグは大きすぎると重量がかさんで肩が凝るうえ、自分の体格的にもミスマッチに見える。かといって小さすぎてもなんも入んねーだろと後で困りそう。この間クラファンしていたDayfarer Active Slingはちょっと小さいなと思ったので、それより一回り大きいモデルにしてよかった感がある。
中を覗くとこんなかんじ。ほどよい内ポケットや仕切りがついていて整理しやすいと思う。前面のストラップをゆるめれば多少のかさ増しもできる。X-E3をスナップ用カメラにしてるのだが、それも収まるサイズ感。
カバンの中身的な記事を期待してた方はすいません、この撮影中に雨降ってきたので急いで帰りました。バッグはコーデュラナイロンなので雨は大丈夫だけど自分が大丈夫じゃない。
届いてからは常にこのバッグを持ち歩いてテストしてみたところ、小型軽量でつくりもしっかりしている第一印象が変わることなく良い印象を持った。超軽量とまではいかない軽量なんだけど、防水性能や容量、使い勝手とのバランスのとれたバッグだと感じる。あとやはりマグネットバックルは便利。