MEMOGRAPHIX

sanographixの個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

土地

dアニメストアで有頂天家族2が配信されていたので、1話を観た。前作の放送は随分前だった気がする。ストーリーの大半は忘れていた。観ているうちに、そうそうこんな感じだった、と勘を取り戻した。

別にそういう作風だからいいんだけど、京都の具体的な地名がセリフでじゃんじゃん登場する。行ったことあれば「ああ、そこね」って想像できるのだが、そうでなければ距離感が掴みづらいだろうなあと思って観た。が、そういえば鎌倉や秩父のことをろくに知らなくても面白いアニメは面白いよな、と考え直した。視聴にそんなに支障はないのかも?

懐かしい気持ちになって前作(有頂天家族1)もdアニメストアで見返してみた。画質が微妙に悪くて残念だったが、それを上回る嬉しい発見があった。放送当時に観ていたときよりも明らかに自分の土地勘が高まっていて、各シーンが実際の場所だとどのあたりで起こっているのか、かなりすばやく脳内地図にマッピングできるようになっていた。ちょっと誇張しすぎたかもしれないけど、場所を思い浮かべる速度は当時より絶対速くなった(住んでいるのだから、速くなっていないとむしろおかしい)。


もう何度も書いてきたから知っているとは思うけど、いまこうして京都に住めていることは本当にありがたく思う。アニメの舞台になってるからとかそういうことではない。これまで22年間くらい関東にいたけど、住んでいる土地が好きだと思ったことが生まれて一度もなかった。逆に嫌いと思ったこともなかった。つまりなんというか地元に興味がなくて、それが一番の問題だったと思う。京都に移って、本当にいいなあと自然に思えて、いままでにない新鮮な気持ちであった。

べつに、数ある都道府県候補のなかから選んで決めたのではなく、完全に偶然が重なって、いま偶然京都に住んでいる。偶然を掴んでよかったと思う。それがなければ多分実家を大きく離れる発想自体無かった。