銭湯に眼鏡を持ち込んだところ、ツルが根本から折れてしまった。翌日、取り急ぎ即日受け取れる眼鏡屋に行って、同じ度数で新品を作り直してもらった。
ぼくはかなり視力が弱く、薄型レンズにしないと瓶底になってしまう。そういうレンズは昔だと大抵お取り寄せで、1週間や2週間後に仕上がってくるイメージだった。だから当日すぐ仕上がるというのは、信じがたい雰囲気がある。まあ、いまも高価格帯の眼鏡だと仕上がりまで時間かかると思うのだけど。
店で眼鏡が仕上がるまでの間、度付きサングラスをかけて凌いでいた。ところで、今持ってるサングラスはめちゃめちゃ似合わない(自分に似合う形があるのかもしれないが未だ探り当てていない)。しかもその日は完全に曇りで、日も暮れかかっていた。サングラスをかける必要はまったくない。近辺で時間を潰そうにも、下手にこの姿で出歩くと浮きそうだったので、しばらく表は歩かずにおいた。もうちょっと似合うサングラスを真剣に選べばよかったといつも後悔するのだけど、こういうのに限って壊れないので惰性で使い続けることになる。