ウィッチャー3、2周目のプレイ時間が100時間くらいになった。1周目を足すと150時間くらい。前にも書いたけど、1周目はバッドエンドだった。悔しすぎるので2周目を始めて、一通りメインシナリオは終えて今に至る。プレイする度に愛着が増している。
ウィッチャー3 ワイルドハント ゲームオブザイヤーエディション 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2016/09/01
- メディア: Video Game
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ウィッチャー3のことは何度か日記に書いてきた。DLCを2つ終えてからは、しばらくほかのPCゲームを幾つかプレイしていたけど、どれもいまいち没頭できずにいた。で、久しぶりにウィッチャーを起動したところ、面白いゲームだったことを次第に思い出した。
最近撮ったマップの様子だけど、未開拓の場所が数え切れないほど残っているのがすごい。訪れたら訪れたで新たなクエストが始まったりして、一体どれほどのイベントが用意されているのか底知れない。
大量にクエストがあるゲームだと、サブクエストは大して作り込んでなかったり、大半が取るに足らないアイテム収集などのやりこみ要素だったりして、やる気が出ずにがっかりすることが多い。ウィッチャーのサブクエストはとにかくおもしろい。ゲーム上ではウィッチャーとは、怪物退治で日銭を稼ぐフリーランスである。各地を放浪しながら困っている人々を助ける。ギャラの交渉もできる。
各地の掲示板で受領できる「ウィッチャーへの依頼」ですらも作り込んである。いわゆる討伐クエスト的なものだが、大抵このような展開で話が進む。
- 依頼人はなぜ困っているのか
- 困りごとを起こしている怪物の正体は何か
- 依頼人は原因が怪物であることを知らないこともあるので、プレイヤーが正体を調べる必要がある
- 怪物をどうやっておびき寄せるか
- 討伐すると依頼人はどうなるか
こんな調子で、ただ倒して終わりではなく、ヒアリングしたり調査したりときちんとステップを踏んで怪物の正体に迫っていく。討伐以外のクエストなら、もっと多彩なシナリオが用意されている。
そういえば、グウェント(ミニゲームとして用意されてるカードゲーム)にはあまり興味がなくて手付かずだったが、「カード大会で優勝する」みたいなサブクエストを消化するために始めたところ徐々に楽しくなってきた。グウェントは運要素がほぼゼロのカードゲームで、ということはデッキが強いほど勝てる。だから序盤はカードが弱すぎて勝てずに放り投げそうになった。それってゲームとしてどうなのか、と思ったものの、カード収集行為に重きを置いたのだと考えれば納得がいく。ちなみに対戦できるほうのグウェントは、対人戦用に若干仕様が変わっているようだ。
全体的には最高の出来であるが惜しい点もいくつかある。PS4版だとメニューを開くのが重い。機能が盛りだくさんなので仕方ないのだろうけど、装備やマップを確認するために何度も開くから、そのたびにもっさりしているとややストレスがたまる。
他には、ゲーム内には本や手紙、怪物辞典など、大量のテキストが出てくる。その行間が非常に狭く、途中で読む気がなくなってくる。おそらくローカライズしたときに行間までは調整できなかったのではないか。
あと、日本語版以外のスクリーンショットを見ると、欧文がサンセリフなので、明朝体を使うのは微妙な気がしている。余談だけど最近ローカライズで面白いと思ったのは Horizon Zero Dawn で、和文でも長体を使っていたのでオリジナルに近い印象に仕上がっていた。
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2017/03/02
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個人的な嗜好で、おっさんが頑張る話全般が好きだ。少年もいいけどおっさんが活躍する話が見たい。