年末の話ではなくて11月末日、急に休暇をとることになったので、変に気負わず1泊2日くらいでサッと行ける場所……ってことで福岡に行った。九州行ったことなかったし。
福岡は空港から市街地がものすごく近いのがよかった。関空からPeachで片道5〜7,000円程度で行けて手頃。実は当初長崎に行こうとしていたが、飛行機の到着時間や移動を考慮すると1泊だと厳しいことがわかった。次の機会にばりうまかブルース成功させたい。
午前中に福岡空港に到着し、空港から直接バスで行ける太宰府天満宮に行くことにした。移動中の感想をスマホにメモしておいたので以下そのままコピペすると、
- 太宰府ライナー国際線からしか出てなくて、以外と
(原文ママ)
移動時間かかってやきもき - バス満席だけど立って乗れるのはよい
- 車内が異常に暑い
だそうです。
到着すると平日だというのに人混みが激しく、ろくに観光する前に疲弊してしまった。参道で猛プッシュしていた梅ヶ枝餅を食べながら、今回は庭的なものを見られたらよくて太宰府天満宮は前哨戦(失礼)と思い込むことで冷静さを保った。ちなみにくたびれた足で立ち寄った光明寺が素晴らしい庭で、心を落ち着けるのに最適なのでおすすめしたい。なお撮影禁止で写真は無い。
次に行ったのが松風園という公園?お庭?で、事前情報を見て密かに楽しみにしていた。
個人的にこれが大当たりで、平日昼過ぎに訪れたからか、しばらく僕以外だれも客がおらず、紅葉盛りの庭を独り占めできた。抹茶も頼んで大満喫してしまった。激しくおすすめ。
上記サイトで高級住宅街に位置した...と書いてあるが本当に場所がわかりにくく、しかも駅からかなり歩くため、道すがらカメラを持って小学校の前や住宅街を徘徊するのはかなり緊張感があった。一応移動中の収穫はあって、道行く人々の博多弁が聞こえてグッときたり、九州でメジャーと思われるドラッグイレブン(セブンイレブンとは関係ないっぽい?ドラッグストア)の存在を知ったりした。観光地観光地してるところよりも、生活道路とか普通の町並みを歩くほうが落ち着く。
博多駅前に戻り、続けて次の庭の楽水園に向かった。こんな街なかに憩いの場があるのは上質な感じがする。こぢんまりしているものの、ここも紅葉が綺麗で我ながら良い季節に行けた。鳥の置物があるな〜と思っていたら普通に生き物で、突然動いてびっくりした。
そのほか、九州国立博物館は物凄く立派で「ほほうさすが国立」とか上から目線なことを思いながら半日たっぷり過ごせたし、幾つか神社を巡って疲れたら銭湯で檜湯に浸かってみたり(奇遇にも11月26日=いい風呂の日だったんだよね)、などなど、なんだか最初どうなることかと思ったけど全体の体験はとてもよかった気がする。街のサイズ感が散歩に丁度よく、またバスが発達していて移動に便利だった。あと食べ物は何を食ってもうまい。ちょっと食べ物に関しては気になりフードの数に対して胃腸の消化スピードが追いつかず、やや悔いが残る結果になった。これはリベンジ確定ですね。
住みやすそうだな〜と思って帰ってきた