昨年購入したFUJIFILM X-E3(購入直後レビュー)、最近シャッターボタンが押しにくくなってしまった。異物感があるというか、妙な引っ掛かりがありスムーズに押せない。保証が切れる前になんとかしたくて、修理に出してみた。
FUJIFILM製カメラの修理の出し方
下記に案内されている通り、 いきなり修理センターに送ってよい。
僕の場合はカメラと保証書、あとは依頼内容をまとめた紙を入れた。紙には「詳しい不具合の症状と、返品先の住所・氏名・連絡先(電話とメールアドレス)」を記載。特に形式は決まってないはずなので、Googleドキュメントに書いてプリントアウトした。用意できたら最寄りのコンビニから宅配便を出せばOK。送料は送り主が負担する。
こうした修理依頼でユーザーとして一番困るのは「サポート連絡先が電話しかなく、しかも電話が無限に繋がらない」ことだが、その対極にある潔さだと思った。先の用紙に「できるだけメールでやりとりしたい」旨を書いておけば先方の担当者からちゃんとメールが届いた。このような最小限のコミュニケーションで済んでも別に感じが悪い気はしないし、むしろ有難い。
後日、サイトでの案内通り10日ほど修理期間を経て手元に戻ってきた。保証期間内のため無料でパーツ交換されたらしい。買った当初の快適な押し心地に戻っていてよかった。
ちなみにカメラの設定は無慈悲に初期化されていた。一応そんな予感はしていて修理前に設定項目をスマホで撮っておいたけど、ちょいちょい漏れがあって完全に再現することは叶わなかった。スマホみたいに設定をクラウドに保存しておけたらいいんだけど……ないよねそんな機能。
X-E3使ってみて結局どうなんすか
2019/3/31までキャッシュバックキャンペーンが行われてるので、X-E3どんなもんか気になってる方向け情報も書いておきたい。
僕は本当に気に入っている。なぜなら軽くて毎日持ち運べるので、こういう飯写真でも大仰にならないし、
もちろん旅カメラとしても申し分ない。
コンパクトながら描画性能は上位機とあまり変わらない点も、Xシリーズでレンズを揃えていったときのサブカメラに活躍できそうな期待がもてる。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-E3単焦点レンズキットブラック X-E3LK23F2-B
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使ってわかったX-E3情報
(異常に安いサードパーティの)メタルハンドグリップで操作性が大幅向上する
ホールド感皆無なX-E3のフォルムを改善するのがハンドグリップ。軽さが売りのカメラにこういうの装着するのって正直バカバカしい気もするが、あるとないとで落としにくさが全く変わる。ただし純正品はあまりにも高価なので、下記のものを使っている。ぱっと見ぜんぜん違和感がない。
Meike MK X-E3G メタルハンドグリップ カメラスタンド for Fujifilm X-E3用【中国製】
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ハンドグリップを使うもう一つの理由として、底面の三脚穴の存在がある。通常X-E3の三脚穴は、中央からちょっとズレた微妙な位置にあり、地味に困っていた。しかしハンドグリップを装着することで、なんと穴が中央に移動するのである!!!! バッテリー取出口と干渉して使えなかった各種アクセサリ(僕の場合はC-Loopストラップマウント)が、これでようやく取付可能になる。最高!!!!
アドバンストSRオートではRAWで撮れない
すごい全自動みたいなモード「アドバストSRオート」。X-E3はワンボタンで有効にでき、人に渡して撮ってもらうときに便利なんだけど、帰宅後確認したらRAWが抜けてたり、画像サイズがほかの写真と違うものが見つかった。調べたらどうもアドバストSRオートではいくつかの設定が無効になるらしく、そのひとつがRAWだった。
レリーズボタンはいつのまにか失くす
着けて即消失した……。
コンデジ用ケースは意外と入らない
いくら小さいとはいえ、市販のコンデジ用のケースに詰めてみてもうまく入らなかった。レンズの厚みもあるし。
Wi-Fi転送はFlashAirのほうが便利だった
- せっかくオリジナルの転送アプリが用意されているところ恐縮だが、FlashAirのほうが便利だった……。これでカメラ側で電源連動できたらものすごく嬉しい。
いろいろ書いたけど、かわいくてかっこよくて扱いやすい、本当に良いカメラだと思う。でなければ毎日持ち歩いたりしない。
電話不要で、そのまま送ればOK