これでようやく身軽に帰省できる
MacBook Proの充電器は大きくて重いので、帰省や出張に持っていくにはかなり大変だ。MagSafeからUSB Type-Cによる給電に変更になると知ったときには、これからは市販のUSB充電器だけに荷物を減らせるのかと夢膨らませたものだが、実際にはコンパクトなType-C充電器では出力が足りず、未だに重い純正充電器を持ち歩くはめになっていたのだった。
普段使っている15インチのMacBook Proを充電するには、少なくとも60Wは出力が欲しい。この条件を満たす充電器はこれまで選択肢が少なかったのだが、Ankerから60W対応のUSB-C充電器が発売された。
サイズ感
15インチ用純正充電器と持ち比べると、格段に軽量・コンパクト。特に重さが全然違う。純正は87W出力できるぶん、約300g*1と非常に重いのだが、本機では60W出力に落ちるかわりに重さは約157gと半減くらいに改善する。出力が下がってなにか問題あるかというとそうでもなく、充電時間が特別遅いとも思わない。個人的なことをいえば、普段は外部ディスプレイからUSB-Cで給電しており、その出力も60Wなのだが、特にそれで問題を感じたことはない。
ちなみに13インチのMacBook Pro充電器と比べると、大きさも重さもそこまでインパクトはなく、13インチユーザーはわざわざ買い換えるメリットは少ないといえる。値段はだいぶ安いから壊れたときの買い換え先としてはよさそう。
ほかのと比較
USB-CのほかにUSB-Aのポートもくっついてると嬉しいな〜と思って探したものの、意外といいのがない。
- Amazon | Anker PowerPort ll PD - 1 PD and 1 PowerIQ 2.0(USB-Cポート搭載 急速充電器)【PowerIQ 2.0搭載 / PowerDelivery対応 】
- 出力30Wに落ちるので候補から外した。
- Anker | PowerPort+ Atom III (2 Ports)
- つい最近出たやつ。USB-Cの出力45Wに落ちて構わないならこれでもよいですね。日本未発売だけどそのうち日本のAmazonにも並ぶのではないか。
とりあえずは1ポートの本機で我慢するかなと思った次第。
ついでにケーブルも
Mac付属のUSB-Cケーブルは硬いし表面がなんかベタベタしてくるし、あまり使い勝手がよくない。僕はケーブルもセットで買いました。充電用ならUSB PD対応と書いてあるやつでOKなはず。(USB-Cとにかく仕様がややこしくてちゃんと把握できてない)
- 出版社/メーカー: Anker
- メディア: Wireless Phone Accessory
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実質充電専用ケーブルとして使うので、ほかのと見分けやすいように赤にした。
手元の環境では、以上の充電器とケーブルとMBP 15inch (2016)の組み合わせで、60Wで充電できることを確認しました。
*1:Appleのサイトを見ても重さの仕様が書いておらず、複数のブログの計測結果を参考にした