SANOGRAPHIX Blog

京都を拠点に活動する佐野章核 (sanographix) の個人ブログ。日記、webデザイン、読書、写真など。

ミレーの万能バックパック「クーラ30」半年使用レポート

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普段使うバックパック選び、スキア28で一応の決着をみたと以前書いたが、その後イマイチしっくりこなくてMilletのクーラ30 (KULA 30) に乗り換えた。ネットでは定番品のような扱いだが、使い始めて丁度半年経ったので自分なりの使用感を書いてみたい。ミレーはなんか堅実なイメージがある。みれぃ

背負い心地

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背負う位置を調整するロードリフトストラップ付き

肩と背中に肉厚のパッドが詰まっていて、全体的に背負い心地はかなり良い。あと大きさのわりに軽く感じる。スペック的にも30Lで860gなので実際軽いほうだと思う。

今回選んだ色はグレーで、生地はやや光沢感のあるコーデュラナイロン。リュックでよく使われてる丈夫な生地ですね。

収納力は必要充分

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メイン収納部はやや斜めに開口する。ちょっと好みがわかれるかも(僕は好きです) | 正面の縦ジッパーにはすぐに取り出したい小物を入れられて地味に便利

30Lとあるように収納力は充分。このバッグで数回旅行に行っているけど、男性の一泊か二泊程度の旅行なら余裕で荷物が入る。ラップトップ収納部はMacBook Pro 15インチ(Touch Bar付きのやつ)がギリギリ入った。それより大きいとか厚いマシンは入らないと思う。MacBook Proは16インチも一応パツパツだけど入る。

あとはどちらかといえば縦方向に深いバッグなので、横幅はそれほどないことに注意したい。具体的には幅29センチ。普段のスーパーの買い物でイメージすると、ビール6缶パックと日本酒の四合瓶(720mlの瓶)を詰めても、気持ち余裕がある……くらいの横幅。逆にわかりづらいですね。

メインの大きい収納部のほか、手前側にサブ収納、あと上部に小物ポケットがある。サブ収納(と勝手に呼んでいる部分)も見かけによらず意外と収納力があり、小型のミラーレス程度なら全然余裕。僕はX-E3を入れている。X-T3も頑張れば入ります。上部の小物ポケットはスマホやイヤホンなどのガジェット類を入れるのに便利。

あと面白い収納ポイントとしてショルダーハーネス左胸部分に折畳式の小物入れがついている。が、何入れたらいいのか思いつかなくて一度も使ってない……(写真も撮り忘れた)。カメラのレンズキャップとか入れておくのに便利かも?

笛とかレインカバーもついてる

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胸部ストラップの吹き口、なんだろうと思ったら緊急時に使う笛でした。たぶん専門品には敵わないけど、試したらそこそこの音量が出た。また底部には派手な色のレインカバーが標準装備。

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地味に嬉しいポイントその2、南京錠を通す穴がある。いわゆるポテチ開け防止ファスナーですね


所感

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スズメもやって来るKULA30

通勤通学・買い物・旅行と色々な用途に使え、あまり欠点らしい欠点も見当たらない、手堅くしっかりしたバックパックだと思う。一応難癖もつけておくと、メイン収納部にクッソでかい品質表示タグが4枚綴りになっていて邪魔すぎる、とかそのくらいで、邪魔なら切り取ってしまえばよい。

正直、各社この価格帯の売れ筋定番バックパックなら、ホグロフスでもアークテリクスでも、どれ買ってもそこまで失敗しないと思う。以前使ってたスキア28も良いバッグだったが、タブレット収納ポケットが妙にピラピラして収納時に引っかかるのがいただけなかった。そういうストレス要因になりそうなものを除いていくと、自分のライフスタイルに合っていたのがKULA30だった。

小さめサイズもあるよ

小柄な方には小さめサイズの『クーラ20』のほうがしっくりくるかもしれません。見た目は瓜二つでまさに姉妹品といった感じ、目立った違いはロードリフトストラップが省略されてることくらいだと思う。あと軽そうだし。

前回記事に引き続き今回も京都御所からお送りしました。

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バックパック買った感想は過去記事にもあります。

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