ロジクール『MX Master 2S』のマウスカーソルが動かなくなったのを直した記録。
症状
- マウスを動かしてもマウスカーソルが反応しない
- クリックは普通に反応する
- 親指下のボタンは随分前から陥没してる
- これが怪しい
試して効果なかったこと
- 親指ボタンのキーアサインを無効にしてみる
- 効果なし
効果あったこと
中を開いて、埋もれたボタンを押し上げる。 インターネットでもこの方法で解消した報告が多数ある。
上2箇所はトルクスネジになっているので精密ドライバーを使う。詳しくは忘れたけどT3かT4サイズを使った気がする。こういうドライバーセットがあるとよいです。
E-Value 精密ドライバーセット ビット30種+ハンドル+エクステンションバー入り 32点組 EPS-652
- メディア: Tools & Hardware
下4箇所はプラスドライバーで開くけど、シールで塞がっており剥がす必要がある。写真は剥がした状態。あとで元の位置に貼り直すのでなるべくキレイに剥がす。これで開けるが、蓋が硬めなので勢い余ってケーブルが切れてしまわないように注意する。
開いた後
親指ボタン(○部分)を裏側から押し戻す。この時点で電源を入れてカーソルが動いたら成功。もとに戻して完了です。
待った、ロジクールは故障したら無償交換してくれるはずでは?
今回は保証期間が切れていたので自分で直した。以下は主題と関係ないので興味がなかったら読まなくてよいです。
実は保証期間内に親指ボタンが故障してサポートにWebで問い合わせていたのだが、 返信がないままチケットのステータスだけが解決済みに変えられてしまい 、まもなく保証期間が切れたという経緯がある。正直かなり不信感が高まってしまった。これは全くの推測だけど、顧客管理ツールをリプレイスした気配があり、もしそうであれば、その拍子にチケットをうまく引き継げなかったのではないか。あるいは現場の運用方法が定まっておらず混乱のうちにノールックで閉じられたのではないか(何度も言いますが勘です)。
ロジクールのマウスは壊れやすいといわれていて、体感的にもそう思う。それでも無償交換の安心感から使ってきたところがあるし、実際散々壊しては交換してもらってきた。それが揺らいでいる。電話で問い合わせたくないけどこんなことなら諦めて電話しとけばよかったね……。
後日談
普通にMX Master 3買った。ホイール類が滑らかになったり、進む・戻るボタンが届きやすい位置に移動してたりと順当な進化といった趣です。